基礎知識

ゴルフ道具は何を揃えれば良い?初心者のゴルフデビューに必要な道具とは

はじめに

すっかり季節は春の陽気となり、外が気持ち良いゴルフシーズンが始まりました~✨

先頃に開催されたゴルフフェア2022では、多くのゴルファーが会場に訪れたと聞き、ゴルフに興味を持つ人、ゴルフ人気が年間を通してまだまだ続いていることを実感。

特にこれからの暖かい時期は、外で自然を思いっきり満喫したくなりますよね。 ゴルフはそんな気分にぴったりなスポーツ。ここで、一歩踏み出すきっかけにしてください🎶

ゴルフをすぐに始められる必要最低限のアイテムを知ろう

以前のコラムで、これからゴルフを始めたい方に向けて、いろんなゴルフの始め⽅についてご紹介しました。

では実際に始めようとしたとき、ゴルフ未経験者がよくわからないのは、最初に揃えるゴルフ道具のことだと思います。「ゴルフを始めるには、とにかくお金がかかる」「たくさん道具があって選ぶのが難しそう」というイメージや不安を減らして、すぐにゴルフを始められるようにしましょう(^^)/

今回はゴルフデビューに必要なことの中から、必要最低限これだけは用意しておけば大丈夫!な基本のゴルフアイテムを2点をクローズアップしてみました。

ゴルフグローブ(付け方・サイズ・種類・色・値段)

ラウンド前から用意しておくとよい大切なアイテムがゴルフグローブ。まず、1つだけ用意してみましょう。

ゴルフはゴルフクラブという道具を状況にあわせて使用し、クラブを握る場所をグリップと呼び、そのゴルフクラブのグリップを握るときに登場するのがグローブです。

もし用意できなかったら素手でも構いませんが、ゴルフクラブを初めて握るビギナーや初心者はグローブを装着することを強くオススメします。クラブを握った感触がしっくりときて、違和感がないフィット感が大切です。大きすぎてブカブカでも小さすぎてキツキツでもだめ。指先から手首まで自然に入り着脱がスムーズかどうかは自分の感覚で間違いないです。

①ゴルフグローブの付け方

基本的には片手に付けますが、女性や子供、ご高齢者など、握力が弱いと感じている方は両手グローブが良いです。最初は手に力が入って、汗で滑ったり、マメができで皮がやぶれやすくなるのを防いでくれます。
また、ゴルフ練習でも長時間になると日焼けする場合があるので、両手グローブで紫外線から手を守る効果もあります。

右利きの場合は左手、左利きの場合は右手に装着します。

②ゴルフグローブのサイズ

ゴルフグローブで一番大事なポイントになるので、必ず自分に合うサイズを探しましょう。
S・M・L または(cm)の表記が一般的です。

サイズの測り方は手の平の大きさや手指の長さではなく、手囲い(手の平の親指と人差し指の付け根の中間くらいを始点とし、小指の付け根と手首の手首側の3分の1くらいを結ぶラインで、手の甲を同じように囲んで始点に戻す長さ)です。

自分で測って、ショップで実物のグローブサンプルを付けるなど、一度は長さを知っておくと良いでしょう。
実生活では、あまり測らないサイズなので参考にしてみてください。

<サイズ表記例>
メンズ              S/ 手囲い 21~22cm M/手囲い 23~24cm    L/手囲い 25~26cm
レディ―ス          S/ 手囲い 17~18cm  M/手囲い 19~20cm    L/手囲い 21~22cm

 

③ゴルフグローブの種類と色

ゴルフグローブの種類は大きく分けて主に天然皮革人工皮革(合成皮革)の2つです。

初めて付けるビギナーや初心者は人工皮革(合成皮革)をオススメします。
天然皮革は薄くてフィット感も良いですが、グリップを軽く握ることができる上級者の使用率が高いです。素材的にお手入れもまめにすることが必要なので、ゴルフに余裕ができたら試して使ってみてください。

オススメの人工皮革(合成皮革)は、素材自体が伸びにくいので天然皮革グローブよりもフィット感がやや劣っていますが、ほとんど天然皮革と同じくらいのフィット感を十分に感じられるグローブもあります。
何より雨に濡れてもカビが生えにくく、汚れも落としやすいのでお手入れがラク。オールシーズン気兼ねなく使えます。消耗品ですし、天然皮革より安いので、買い替えや買い置きも気兼ねなくできるところがメリットです。

ゴルフグローブの色はカラーバリエーションは白と黒が多く一般的で無難です。
他にも数種類のカラーやデザインがあり、ブランドやメーカーごと違うので自分の好みで決めましょう☺️

④ゴルフグローブの値段

片手だけも良いので500円~2,000円程度、両手になると2,000円~4,000円ぐらいが相場です。
一般的には天然皮革の方が値段が高く、人工皮革(合成皮革)の方が安い場合が多いですが、使用感に全く問題ありません。有名なゴルフブランドの方がノンブランドよりも高いですが、始めたての頃は、こちらもさほど気にすることはありません。
カラーバリエーションは、白と黒が多く一般的で無難ですが他の色もあります。デザインやカラー、ブランドは自分の好みで決めましょう。

ゴルフシューズ(種類・サイズ)

最初のゴルフ練習として、打ちっぱなしやゴルフ体験レッスンに行くときは、スニーカーのような運動しやすいシューズがあれば代用も可能です。その場合は、スリッポンのように踵が脱げやすいタイプは避けた方がよく、足にきちんとフィットしている履き慣れたタイプを選んでください。

未経験者・ビギナー・初心者は、ゴルフクラブを振るときの体重移動に慣れていないので、足元がふらつく傾向があります。また、ゴルフクラブを振った後の状態をフィニッシュといい、後ろに残る片足のつま先部分に負荷がかかってシューズが痛みやすい。ゴルフマットにつま先部分が何度も触れることにより、シューズの先端が薄くなっていき汚れも目立っていきます。ゴルフ練習専用に汚れや傷が目立たないようなカラーを選ぶのも良いでしょう。

ゴルフはしっかり足元が定まっていないと、よいスイングができません。足の怪我を防ぐためにも、ビギナーや初心者にはゴルフシューズをオススメしています。

①ゴルフシューズと普通のスニーカーの違い

ゴルフシューズには現在販売されているものは、シフトスパイクタイプとスパイクレスタイプの大きく2種類です。

<ソフトスパイク>
従来の金属に変わって芝を痛めないように、プラスチックの部品が取り付けてあるもの。
足元を安定させて、ゴルフ場の芝や地面にぐっと食い込むので安定します。

<スパイクレス>
プラスチックの金具がついていないため、ソフトスパイクより食い込んだ感覚は落ちますが、足底の特殊なソール形状でグリップ力や安定性を得ています。一般のスニーカーでは見られない靴底になっていて、ゴルフ専用のシューズとして作られています。

ソフトスパイクとスパイクレス、どちらのタイプを選んでも基本的には構いません。
ただし、スパイクの場合は足底にある金具がすり減って壊れたり、紛失することもあり交換が必要になります。常に足底に気を遣い、手入れの手間がかかるのは初心者には少々難点ですね。

また、初心者やビギナーのラウンドデビューの際、金具付のゴルフシューズでゴルフ場のフェアウエイにある芝やグリーンを歩くと、足底が芝に食い込む感覚が慣れていない分、引っ掛けてグリーン自体を傷つけてしまう場合があります。
その点、スパイクレスは傷つける心配がなく、普段履いているスニーカーと感覚が似ているので足に馴染みやすく、歩きやすいためプレイもしやすくなります。

そういう点でも、初心者にはスパイクレスをオススメしたいです。

他には、紐付きもあれば紐なしタイプ(ダイヤル付)も選べます。よくフィッテイングして自分の気に入った履きやすいシューズを選んでください。 
用意するときの参考にしてみてくださいね。

②ゴルフシューズのサイズ

普段履いているスニーカーや一般的なシューズと変わらない表記です。長時間履くことが多いので、足が痛くなったり脱げやすくないよう、ジャストサイズを選ぶようにしてください。

ゴルフ練習場のゴルフマットはまだ足元が固定しやすいですが、実際にゴルフ場の芝の上では滑ってしまい、きちんとゴルフクラブを振ることができず、ボールが芯に当たらずナイスショットが出ないなど大きなデメリットになります。日常でも履けるくらいデザインも豊富でカジュアルなので、練習場にそのまま行けますし、ラウンドにも利用できるのでゴルフシューズを一足用意しておいた方が、初心者にはより良いとする理由です。

数年前からぐっとデザインの種類も豊富になってきています。普段のシューズやスニーカーを選ぶように、好みのタイプを選んでほしいと思います。

まとめ

今はゴルフ道具にすごくお金がかかるイメージ、ルールが厳しすぎて敷居が高いなんてこともなくなってきました。ゴルフクラブに関しては、練習場やスクールで都度レンタルが可能ですし、知り合いがいれば最初は借りられたらよいですし、中古ショップで1本だけでも購入すれば(7番アイアンがおすすめ)練習やレッスンが始められるので、お金を多くかけることなく用意は簡単にできます。

この機会に、ゴルフクラブの購入を検討している方は、以前のコラムで紹介したゴルフクラブの選び方を参考にしてみてください👍

大事なことはゴルフというスポーツを体験してみること。特にここ数年はコロナ禍もあり、ゴルフ人気は男女ともに若い世代を中心に急激な高まりを見せ、同世代のゴルフ仲間や友達も一段と増えやすくなっている絶好のチャンスです。

ゴルフ場でラウンドデビューとなったら、ゴルフ場によって服装(ゴルフウエア)や道具のルールが多少は変わってきます。
ただし、ゴルフを始める最初の段階では、あれこれ心配して全てを揃える必要は無いということ、もっと気軽にゴルフは始められるということをお伝えしておきますね☆

ゴルフ未経験者のゴルフデビューや、数回練習してみただけの初心者ゴルファーのラウンドデビューを、少しでもサポートできるようなゴルフ情報を、HITORI de GOLFコラムではこれからも発信し続けていきたいと思っています⛳

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