基礎知識

知っているようでゴルファーもきちんと知らないゴルフボール

ゴルファーの皆さんはゴルフボール選びに悩んだりしたことありませんか?

どのボールが飛ぶのか?どんなボールが自分に合っているのか?ゴルフボール選びがスコアアップに役立つのか?などわからないことが多くあるのではないでしょうか。

そこで、今回はゴルフボールの種類や構造についてご紹介してきます💁‍♀️

初心者ゴルファーが知らないゴルフボールの構造と性能

初心者ゴルファーにとってゴルフボールは、OBやミスショットでなくなってしまう物という認識が強いかもしれません。そのため安価なロストボールばかり購入している初心者ゴルファーもいることでしょう。

しかし、ゴルフボールはスコアアップに欠かせないアイテムのひとつです。ドライバーやアイアンにこだわるように、ゴルフボール選びにも注目してみましょう👍

各メーカーから飛距離やコントロール性能などの特徴があるゴルフボールが発売されています。それぞれの特徴ごとに構造が異なり、まったく同じようにスイングしても打感や回転数などさまざまな要素や数値に特徴が反映されるのです。ゴルフボールの質感やコアの構造などによって、ディスタンス系やスピン系などゴルフボールの特徴として差を生み出すように作られています。

ただ、ゴルファーが求める性能を持ったゴルフボールを選べば、スコアアップにつながるというほど単純ではないのがゴルフの奥深いところで醍醐味と言えるでしょう。やはりクラブ選びと同様で、自分のスイングやクラブとの相性がゴルフボールにもあり、その見極めがスコアアップに重要なポイントとなります🏌️‍♀️

ゴルフボールの構造や性能の種類と違い

ここでは、ゴルフボールの構造や性能の違いについて説明していきます。初心者ゴルファーでも、ゴルフボールの種類として耳にしたことのあるピース数やディスタンス系・スピン系とはどのようなボールなのでしょうか。

ゴルフボールのピース数とは

ゴルフボールは表面カバーからコアと呼ばれる核の部分まで層に分かれており、この層が何層あるかを表しているのがピース数になります。このピース数や層を構成している素材によって、ゴルフボールの打感や性能が異なるわけです。

みなさんがよく見るディスタンス系のゴルフボールは2ピース、スピン系のゴルフボールは3~4ピースとなっています。さらに詳しく見ていくと、ドライバーショットなどヘッドスピードが大きいショットの場合には、一番内側の層までエネルギーが届くのでボール全体が潰されて変形します。しかし、ウェッジショットなどヘッドスピードが小さいショットの場合には、外側の層にしかエネルギーが届かないのでボールは潰れないわけです。このようなピース数による差を活かして、スピン量や反発力、打ち出し角に影響を与えて、ゴルフボールごとの性能差を作り出しています。

どっちがいいの?ディスタンス系・スピン系とは

これまでにゴルフボールを購入したことがある方ならスピン系・ディスタンス系という言葉を目にしたことがあるのではないでしょうか?どのような特徴があるゴルフボールなのかというと、シンプルにディスタンス系は飛距離を重視したゴルフボール、スピン系はスピン性能に優れているゴルフボールということです。ここではディスタンス系・スピン系ゴルフボールの特徴についてもう少し詳しく見ていきます✨

⛳️ディスタンス系ゴルフボールの特徴

表面カバーが硬くてコアが柔らかいのがディスタンス系ゴルフボールの特徴。すなわち、インパクトでの反発力が大きく、コアが柔らかいのでボールが潰れるためスピン量が抑えられます。この結果、飛距離を得やすくなるのです。

また、スピン量が抑えられることにより、スライスで悩んでるゴルファーにはおすすめしたいゴルフボールと言えます。

⛳️スピン系ゴルフボールの特徴

表面カバーが柔らかく、コアはディスタンス系に比べて硬めなのが特徴。カバーが柔らかいので、インパクト時のボールとクラブフェースの接地面積が多くなり、スピンがかかりやすくなっています。アイアンショットやアプローチショットなどコントロールしたいシチュエーションに有効です。

ただヘッドスピードによっては、飛距離アップにスピンが必要な場合もあるので、ご自身のスイングに合ったゴルフボールを選ぶことが大切になります。

スコアアップにつながるゴルフボールの選び方

ここまでゴルフボールの構造や特徴についてお話してきましたが、ここからはスイングやボールの軌道に合わせたゴルフボールの選び方について見ていきましょう。

ゴルフボール選びはクラブ選びよりもスコアに直結することもあります。自分自身のスイングの特徴やショットの傾向に合わせたゴルフボールを選べば、スコアアップにも繋がるはずです👍

ヘッドスピードに合わせたゴルフボールの選び方

ゴルフボールは、自身のゴルフスイングのヘッドスピードにあったものを選ぶことが大切です。構造や特徴が異なるゴルフボールは、適しているヘッドスピードも異なります。これは、インパクト時の衝撃の大きさによってゴルフボールの潰れ度合いやフェース面への接触面積が異なるからです。

一般的にヘッドスピードが40m/sより速いゴルファーには表面カバーが柔らかいスピン系、40m/sより遅いゴルファーには表面カバーが固いディスタンス系のゴルフボールが適していると言われています。

プレースタイルに合わせたゴルフボールの選び方

ボールの弾道やミスショットに悩んでいることはありませんか?ゴルフボールはあなた自身のショットで改善したいところ、補いたいところに合わせたボールを選ぶことが大切です🏌️‍♀️

たとえば、スライスに悩んでいるゴルファーのショットはスピン量が多くなっている傾向があります。そんなゴルファーがスピン系のボールを選ぶとさらにスピンに拍車をかけることになりスライスがひどくなる可能性があるので、スピン量を適性に近づけるためにディスタンス系のボールを選ぶのがおすすめ。余計なスピン量を抑えられてスライス改善と飛距離アップにつながることでしょう。

またスピン系のボールは、表面カバーが柔らかくコアが硬いので、スピンをかけやすくスライスやフックを打ち分けることがしやすいゴルフボールです。そのためショートホールやアプローチショットなど、コントロールした弾道でショットしたい時に適しています。

ゴルフボールの特徴を知ってスコアアップに役立てよう

今回は、ゴルフボールの構造や特徴とゴルフボール選びのポイントについてお伝えしました。ゴルフボールの構造や特徴は、店舗の商品説明やパッケージに記載された飛距離、ヘッドスピード、スピン量、コア数などを参考にするとわかりやすいです。ゴルフボールを購入する際には、自分自身のショットの特徴や目指す弾道との相性を踏まえて選びましょう👍

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