はじめに
ゴルフの一人予約は、ゴルフ欲のある方、ゴルフ仲間がいない方、出会いを求める方、直前までスケジュールが決められない方にとっては、とても便利で人気のあるサービスです。より多くのゴルファーが利用していれば初対面の出会いも多くなる分、トラブルも発生してしまわないか、初めて利用する方は心配になってしまいますよね。。。せっかく見つけた新しいゴルフ仲間の出会いが多い一人予約です。トラブルに巻き込まれないよう最初から心掛けていけば問題は避けられます。決して難しいことや特別なこともありません。基本的な当たり前の行動ばかりです。
ここでは、ゴルフの一人予約でトラブルにならないように大事なポイントを紹介していきますね!
一人予約でトラブルに巻き込まれないためのポイント
ゴルフの一人予約では初対面の方とプレーするパターンが多いので特に注意してほしい7つのポイントがあります。
・自分に合った一人予約のサービスプランをよく見て選ぶ
・予約成立後のキャンセルは避ける
・ルールやマナーに気を配る
・集合時間とプレー開始時間の厳守
・自分のスコアは正直に申請し、他人のスコアには関与しない
・他人のプライベートを無理に詮索しない
・勝手に写真や映像など撮影は絶対にしない
・人との距離感(ソーシャルディスタンス)に気をつける
では、一つ一つお話していきます。
自分に合った一人予約のサービスプランをよく見て選ぶ
一人予約を利用する方は幅広い年代がいます。プレイヤーのプロフィールなど情報が詳しく、ラウンドのプランがわかりやすいサイトを選んだほうがよいですね。自分自身のプロフィール登録も身の丈にあうように、できるだけプロフィールを充実させて自分の詳細を正直に登録したほうが運営側もよりベストな組み合わせをしてくれます。
自分がどんな年代の方とラウンドしたいのか、スコアやゴルフの腕前はどのくらいの方か、同じ組に女性がいた方がよいかなど、日時の希望だけでなく、自分の実力や希望にあうプランやプレイヤーと組めるよう、プロフィールは正確に登録しておきましょう。スコアは高く伝えても低く伝えてもいけません。
ラウンドしてから、こんなハズではなかったということを事前に防げます。ネット上で大きくみせるより、等身大の自分を見せていくほうが、初対面においては実際のラウンドでもズレがなく打ち解けやすくなるでしょう。
予約成立後のキャンセルは避ける
何事もドタキャンや連絡スル―は人間関係をギクシャクさせます。特にラウンドは自分一人ではなく複数人で行うので迷惑をかけてしまいます。一人予約の多数は、一名様からエントリーできるものの一人でラウンドするわけではありません。その時点で予約は確定ではなく、ゴルフ場が既定する人数が特定の時間までに集まらないと予約自体が成立しません。
これを「最低催行人数」「開催確定日」と呼びます。うっかりした不注意や自分本位のキャンセルは楽しみにしている他のプレイヤーもラウンドが確定できなくなってしまい、運営側やゴルフ場にも多大な迷惑がかかりますので、予約成立時には責任を持ちましょう。
前日昼までの予約キャンセルは認められていますが、予約成立後のキャンセルは以上の理由からなるべく避けてください。ただし、発熱や体調不良の場合はさらに大きな迷惑やトラブルに繋がりますので、ガイドラインをしっかり守り、前日もしくは当日集合時間前までに運営側へ必ず状況を連絡してくださいね。
ルールやマナーに気を配る
いつものラウンドよりも、一人予約ではより気をつけてほしいルールとマナーです。ここでは、細かいゴルフルール規則ではなくトラブルにならないためのルールや初対面のマナーを紹介します。スロープレーにならないようにすること!「プレーファースト」がルールで一番大切です。スロープレーが一番トラブルになりやすいので相手の邪魔にならないよう、安全に素早く行動することです。
<具体的なプレーファーストな行動>
・素振りは1回
・自分の打つ順番に気を付け準備する
・クラブの忘れ物がないか確認する、
・バンカーの砂をならし掘った芝は戻す
・スコアをつけるタイミング
・移動は速足でクラブは2.3本持つ、
・人の打つ邪魔にならない位置にする
・グリーン上では人のパターラインは踏まない
・いつまでも自分の失くしたボールを探さない
このあたりを気をつければ、下手でも初心者でも前に進んでいればスロープレーにはなりません。誰しも最初は初心者で同じ経験をしてきています。ボールがうまく打てなくても前に一生懸命進んでいれば理解して見守ってくれています。のんびりと準備しダラダラ移動しないことです!
初対面のマナーも基本的には同じで、同伴者に対しての気配りと思いやりがあれば大丈夫です。時間厳守、服装、人との距離感、携帯の扱い方のマナーに気をつけていれば初対面のトラブルは防げます。
集合時間とプレー開始時間の厳守
集合時間は一時間前を設定されていることが多いですが、初めてのゴルフ場ならば余裕を持って一時間以上前に集合できるよう逆算行動しておくと良いでしょう。気持ちの余裕を持つことは、スマートな行動に繋がります。プレー開始時間に遅れることで、スタート時間を繰り上げられたり、最後の組に回されたりすると天候や日没に左右され予定時間が狂うなど、自分の組だけではなくゴルフ場全体のスケジュールにまで大きな迷惑がかかります。時間厳守に関しては、何より一番気をつけてくださいね。
スコアは自由、他人のスコアには関与しない
ゴルフの審判は自分自身です。スコアは自分でつけるもの自由です。同伴者に報告の義務はありません。競技でなければスコアはつけなくてもいいのです。スコアを数えること、スコアカード記入に夢中でスロープレーになる方が初対面のゴルフではトラブルになります。スコアをつけなくてもルールやマナー違反になりません。スコアの考え方はそれぞれ自由です。自分のスコアのつけ方で、相手に同じことを求めて促すことはやめましょう。何事も正直であることは大切ですし、誤魔化しは人として印象が悪いです。だからと言って、他人のスコアを数えて口を出し間違いを正すなどの行為はトラブルになります。
一番良いのは一人の時こそ自分のゴルフに集中して、同伴者のやり方は気にせず普段と違うプレーを楽しみましょう。
他人のプライベートを無理に詮索しない
初対面同士ですから、誰でも同伴者のことが気になるし、できれば仲良くなりたいと思います。ゴルフに関しては、目の前のゴルフを楽しむことを一番大切に考えてラウンドしてください。一人予約を申し込む動機や意気込みは人によって違います。ニックネームで参加し、本名やプライベートをあまり知られたくない方が気にせずラウンドできるのも、知り合いだけでプレーするのとは違う一人予約の醍醐味です。挨拶や声掛けは必要ですが、いきなりプライベートを無理に詮索し、プレーに集中している人に対して無駄に話しかけるのはトラブルになる場合があるので気をつけましょう。共通の趣味を通して一日一緒にいる時間は、自然と良い距離感になっていくものです。
勝手に写真や映像など撮影は絶対にしない
誰しもスマホを持ち、SNSやアプリを利用している方などが大多数の時代です。残念ながら時折みられる光景です。これは人としても絶対にNGです。友達同士でも確認が必要で大切な問題だと思います。
人との距離感(ソーシャルディスタンス)に最大限気をつける
世界中が今まで以上に人との距離感に気を配る時代になりました。これはゴルフに限らず、新しい様式でありルールとマナーに繋がりますね。ソーシャルディスタンス、こまめな除菌、飛沫防止、同伴者のクラブは持ち物には触らない、など同伴者との距離感には十分気を配ることでトラブルを防ぐ努力をしましょう。
とはいえ、ゴルフは屋内ではなく換気も空気も良い大自然の中でノビノビとできる貴重なスポーツです。これからの新しいソーシャルディスタンスの時代に、ゴルフはもっと人気がでる安心安全なスポーツになっていくでしょう。
おわりに
一人予約を正しく利用することで、新しいゴルフ様式のマナーがスタンダードになりますね!この心掛けで気をつけていれば、トラブルを避けて一人予約はゴルフの出会いになっていけると思います。