基礎知識
猛暑でもゴルフはしたい!気を付けたいラウンド中の体調管理とは
目次
猛暑の夏ゴルフ!気になる体調管理と暑さ対策とは
ゴルフは草木や花など自然の変化を楽しむことができ、同じゴルフ場でも春夏秋冬それぞれ異なる楽しみ方があるスポーツです。夏ゴルフでは、青々とした芝の鮮やかな緑が清々しく感じたり、山の急な天候の変化に左右されたり、自然の偉大さをより感じることができる季節ともいえます🏌️♀️
しかしながら、近年の夏は身の危険を感じるぐらいの猛暑で、何もしていなくても屋外にいるだけで熱中症のリスクが高くなっています。「それでもゴルフがしたい!」というゴルフ好きの方もいることでしょう。そこで今回は夏ゴルフに向けて、ラウンド中に気を付けたい体調管理についてご紹介します💁🏽♂️
備えが大事!ゴルフの熱中症対策とは
熱中症とは、屋外屋内問わず、高温、多湿といった環境によって、体内のミネラルバランスが乱れ、身体の調整機能が正常に働かないことにより引き起こるさまざまな障害のことを言います😰
そんな夏ゴルフの熱中症対策として、一番大切なのは準備です。いつものラウンド前には、ゴルフボールやティー、グローブなどをチェックしたり、ストレッチや練習場で身体を動かしたりすることでしょう。それと同じようにゴルフの熱中症対策でも準備が大切です。もちろん、ラウンド中の体調変化に気を配ることも大事で、スコアやプレーに集中し過ぎることは熱中症のリスクを高めます。
屋外、自然の中でも安心できない熱中症
屋内のエアコンの効いた部屋のようにはいきませんが、風がよく通るゴルフ場では涼しさを感じたり、自然豊かな山の中にあるゴルフ場では日陰に入るとひんやりする気温の低い場所があったりします。ただフェアウェイでは太陽の直射日光を浴び、ラウンド中はよく歩き汗をたっぷりとかくはずです。このような状況で長時間過ごすことが熱中症のリスクを高めます。すなわち、夏ゴルフ自体が熱中症のリスクを伴っているという認識が必要です🤒
熱中症対策への備え①睡眠をしっかり取る
ラウンド前日はしっかり睡眠を取りましょう🙋♀️睡眠不足では、体も脳も万全な状態ではなく、暑さへの対応が不十分で体温コントロールが鈍くなってしまいます。
熱中症対策への備え②日差しをなるべく避ける
ラウンド中に日差しを完全に避けることは難しいですが、意識的に太陽の日差しを避けることは可能でしょう。ゴルフカートに乗ったり、木陰に入ったり、ちょっとした時間でも意識をすることで体温上昇を抑えられます🥺
暑さを感じるラウンド中の体感温度
ラウンド中は、コース上を歩くことが多く、日陰も少なく、太陽の日差しに加えて芝生からの熱気もあり、体温が上がりやすい環境が整ってしまいます。そのため、ラウンド中の体温を下げることに意識を持ちましょう。
たとえば、夏ゴルフでは売店があれば必ず立ち寄ろうとスタート前に同伴競技者どうしで決めておくこともおすすめです。屋外なので簡単ではありませんが、常に体を冷やすことを考えながらプレーします。体調が悪くならなければいつも通りゴルフを楽しめるはずです。そのために夏ゴルフでは日傘や氷嚢で体温調整する事がスコアアップに役立つかもしれません👌
ただ、気分が悪くなったら同伴競技者のためにもラウンドはあきらめましょう😖熱中症で倒れてしまっては同伴競技者に迷惑をかけてしまう可能性もあります。自分の体調を過信せずに賢明な判断が大事です💁♀️
気が付いてからでは遅い!ラウンド中の脱水症対策とは
夏ゴルフのラウンド中に気を付けたいのが脱水症対策です。のどが渇くという感覚は身体が水分を欲した時点での感覚になります。つまり、身体の水分が少なくなってから出されるサインで、すぐに水分補給をしてもタイミング的には遅いのです🥵運動と暑さのダブルで発汗している状況の夏ゴルフでは、体内の水分が失われやすく、のどが渇いたと感じてからの水分補給では間に合わないでしょう。たっぷりの水分を準備していても、タイミングを間違えれば脱水症状対策とは言えません😰
たっぷりの水分を準備してこまめな水分補給が大事
どれぐらいの量の飲みものを準備しておけばいいのでしょう。もしペットボトルが1本(500mL)あれば十分だろうと考えているゴルファーの方はかなり危険です🙅♂️なぜなら炎天下の夏ゴルフでは、脱水症状や熱中症にならないためにはこまめな水分補給が欠かせません。理想は、各ホールで水分補給することを習慣化させることです。水を2~3口飲むと50~60mL程度の量になると言われており、各ホールで水分補給した場合には9ホールで500mLのペットボトル1本分となります。すなわち、1回のラウンドで最低でも500mLのペットボトルが2本必要です。もしもの場合や想定より多く飲むことを考えて3~4本のペットボトルを準備しておくことをおすすめします。
ビールやハイボールを好む方にとって、汗をかいた後に飲むビールはたまらなく美味しいでしょう。ただアルコールで水分補給するのは危険です🙅♀️アルコールには利尿作用があるだけでなく、アルコールの分解に多くの水分を消費します。そのためアルコールを摂取した場合には、より多くの水分補給が必要となってしまうので、脱水症対策として逆効果となるのでアルコールを摂取する際は注意が必要です。
水分補給だけでなく塩分補給も
脱水症状対策は、単に水分補給すればいいのではなく、塩分補給も大切な要素となります☑️スタート時にはミネラルウォーター、汗をかくタイミングでビタミンC入りのスポーツドリンク、暑さを感じる頃には塩分と糖分が多く含まれるスポーツドリンクというように、適した飲み物を組み合わせて摂取することが良いでしょう👌ビタミンCは肌によく日焼け対策、糖分はバテないようにエネルギーチャージができ、夏ゴルフには効果的です。水分以外では、塩分補給や脱水症対策用の飴がおすすめ。塩分補給だけでなく、一人ゴルフの時にはコミュニケーションのきっかけにも役に立ちます🙆♀️
意外と危険!ゴルフウェアやゴルフアイテムで日焼け対策
酷暑での夏ゴルフは想像以上に肌へのダメージが強く日焼け対策は欠かせません。日焼け止めクリームをこまめに塗るのが一般的ですが、ゴルフウェアやゴルフアイテムでも日焼け対策は可能です💁🏽♂️
夏ゴルフでは長袖も選択肢に
夏には半袖のゴルフウェアを当然のように選びますが、日焼け対策として長袖のゴルフウェアを選ぶこともおすすめです👍しかしながら、夏ゴルフなので冬のゴルフウェアを着ると暑くてたまりません。そこでおすすめなのが、通気性、速乾性、放熱性に優れた機能性ゴルフウェアです👉汗をかいても身体にくっつきにくいように通気性や速乾性に優れていて、熱がこもって体感温度が上がらない放熱機能の素材を使用しています。これなら日焼け対策をしながらも快適な夏ゴルフを楽しめるでしょう🏌️♀️
傘を上手く使って日除け
雨用の傘も日焼け対策にはとても役立つアイテムです💁🏽♂️ゴルフカートには、雨が降った時に使用する傘が常備されています。しかもこの傘は、ゴルフ用なので一般的な雨傘よりも大きく、身体全体を太陽の日差しから遮ることが可能です。ゴルフトーナメントの中継でも、プロゴルファーが傘を使用しているのをよく見かけます。夏ゴルフ用にお気に入りのゴルフ用の傘を一本、キャディーバッグに入れておくのもおすすめです🙆♀️
ゴルフもスポーツ!パフォーマンス発揮には体調管理が大事
夏ゴルフでの熱中症対策、脱水症対策、日焼け対策についてご紹介しました✨どれを怠っても夏ゴルフでは、万全の体調でラウンドできません。ゴルフもスポーツですから、コンディションに合わせて体調管理することが大切です🥺どれだけ練習を積んでいても体調が悪ければ最高のパフォーマンスを発揮できません😓練習やクラブ選びなどと同じように、ラウンド中の体調管理にも高い意識を持ちましょう💪