基礎知識
初心者ゴルファーが意外と知らないグリーン上以外のラウンドマナーとは
目次
初心者ゴルファーが覚えておきたい!グリーン上だけじゃない?ラウンド時のマナーとは
ゴルフは、他のスポーツと比べてマナーに厳しいというイメージを持っている方が多いかも知れません。特にクラブハウス内やグリーン上での振る舞いには注意しているゴルファーも多いことでしょう。しかし、窮屈なものではなく、それぞれのゴルファーが気持ちよくプレーをするための心構えという意味合いで捉えると、自然と身に付きやすいものです🙆♀️
社交場としての役割を果たしていた名残りが今も受け継がれており、周囲への気配りやお互いを尊重するために守るべきエチケットがマナーとして求められています。
初心者ゴルファーでも、グリーン上のマナーについては特に意識をしているゴルファーが多いようです。でも、ラウンド中はどのようなシチュエーションでも守るべきマナーが存在します。
ティーショットはスコアに直結!ティーイングエリアでのマナーとは
ティーショットがナイスショットかOBかによって、大きくスコアに影響します。そういう意味でティーショットは、慎重になるプレーのひとつといえるでしょう。そんな場所であるティーイングエリアではどのようなことを意識しなければいけないのか、どんなマナーがあるのかみていきます💁🏽♂️
話し声や移動で打つ人の邪魔をしない
ティーショットを打とうとしているゴルファーは、落ち着いて集中している場面です。そのようなシチュエーションで話し声が聞こえたり、動きが視線に入ったりするとティーショットの邪魔になってしまいます。まっすぐ打ちたい、遠くへ飛ばしたい、グリーンに乗せたいと考えるティーショットを邪魔される気持ちはどのゴルファーにも理解できるはずです。
素振りは周囲を確認してから多くても2回
ミスショットをしたくないと考えるばかりに、何回も素振りをする初心者ゴルファーがいます。しかしながら18ホールすべてで、それをしているとスロープレーに繋がることにもなりかねません。前後の組とのペースを守ることもラウンドでは求められます。練習場で、少ない素振りでティーショットを打てるリズムを身に付けておくことも大切です🙋♀️上手なゴルファーほど、少ない素振りでリズムよくティーショットをしています。また素振りをする前には、周囲に誰もいないかを確認をして誰もケガをしないように心がけることもマナーだと言えます。
ティーショットが隣ホールに飛んだら「ファー」と叫ぶ
ティーショットが大きくそれた場合や隣のホールに飛んだときには、「ファー」と叫んで、危険を知らせましょう。速いスピードのゴルフボールが頭部に当たるとケガをしてしまう可能性が高いので大切なマナーです。もしあなたがコース内にいて、「ファー」と聞こえたら手や腕で頭部を守ってください。
集中&緊張の連続?!セカンドショットからアプローチまでのマナーとは
このエリアは、緊張や集中をするティーイングエリアとグリーンの間なのでちょっと気が緩んでしまいがちです。しかしゴルファーによって、置かれているシチュエーションが異なるので、周囲に気を配ったりスロープレーにならないよう心がけたりすることが求められます💁🏽♂️
前方にまだ前の組がいる時は打ち込まない
初心者ゴルファーの場合、速くグリーンに乗せたい、セカンドショットが上手く打てるか気になるというゴルファーも多いでしょう。そんなときでも焦らず、しっかりと前方をチェックして、グリーンや届いてしまう距離に誰もいないかを確認しなければなりません。確認不足でプレー中のグリーンに打ち込んだりしてしまうと危険ですし、トラブルになりかねません。気をつけましょう。
声をかけてから打つ
セカンドショットの位置はバラバラになることがほとんどです。時には見えない場所から打つようなこともあります。そのため、必ず声をかけてから打つようにしましょう。打球方向に誰かいるかもしれませんし、自分では見えないショットの行方を追ってもらうことにも役立ちます👍
次のショット以降のことを考えて移動する
セカンドショット地点に到着したら必要なクラブを持ってカートから離れます。このときに、セカンドショット以降のことを想定して行動できていますか?ミスショットするかもしれない、グリーンをショートしてしまうことも考えられます。サードショットやアプローチに必要なクラブ、パターをピックアップしておいたり、毎回カートまで戻らずに歩いてグリーンへ向かうなど、さまざまなシチュエーションを考えて移動することを心がけましょう👌
バンカーはきれいに均して出る
バンカーには意外と守るべきマナーが多いって知ってますか?
⛳️使用したバンカーはバンカーレーキで均す
⛳️バンカーには低い所から入る
⛳️バンカーはボールの近くから入って同じ位置から出る
⛳️バンカーレーキは後続の組の障害とならないように置く
基本的なことをピックアップしましたが、わかっていても忘れていたり、知らなかったなんてこともあるでしょう。基本的に元の状態に戻すということを忘れなければ問題ありません🙆♀️
ルールを守ることは必須!でもマナーは楽しみながら実践しよう
ゴルフには他のスポーツのように審判がいません。そのため自分自身と同伴競技者によってルールを守り、判断しながらプレーを進めていくことになります。だからこそ、スムーズにプレーを進めるため、よりゴルフを楽しむためにマナーがあると考えましょう😊
スロープレーで周囲に迷惑をかけない
初心者ゴルファーはどうしてもやりがちですが、「いつまでもボールを探す」、「打ったあとすぐに移動しない」などスロープレーの原因となる行動は避けましょう🙅♀️
コースは大事に使ってきちんといたわる
ゴルフは、基本的に芝の上でプレーをします。「ターフを取ったら目土を入れる」、「バンカーの淵を崩さない」といったコースを労わることを心かけましょう✨
いいショットがでたら「ナイスショット」
同伴者とのコミュニケーションもゴルフでは大切です。挨拶することはもちろんですが、いいショットには「ナイスショット」と声をかけたり、同伴者のボールの行方も見ましょう🥺
周囲に迷惑とならない行動を心がける
「プレー中の携帯電話やたばこ」、「同伴者のプレーを見ない」、「カートに行ったり来たり」周囲に不快感を与えてしまうような行動は避けましょう🏌️♀️
カートの扱い方のマナーも大切
カートの操作方法やマナーをマスターしておくことがおすすめ。初心者ゴルファーでもカートの運転を任されることもあります。特に目上の人とラウンドするときには、カートを上手く扱えると安心です。カートの走行場所や停止位置など、同伴者の位置や前の組との距離感を把握しないといけないため慣れておきましょう✨
ローカルルールを知っておこう
ローカルルールとは、ゴルフ場ごとに設定されているルールのことで、スムーズな進行を促すために設定されていることが多いです。よく見かけるのが特設ティーのルールで、ティーショットがOBの場合、罰打を加えて特設ティーから進めていくというルールになっています。このようにローカルルールは、事前に知っておかないとわからないルール設定なので、ラウンド前に忘れず確認しておきましょう🥺👍